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西安大明宮遺跡観光案内
   

大明宮遺跡は、現在の西安市に位置します。唐太宗貞観八年(紀元634年)に建てられ、最初の名前は永安宮といいました。唐高宗から唐代歴代の皇帝はここに住んで、国政事務を処理し、唐の政治と文化の中心地となりました。

唐大明宮は、中国古代宮殿建築群の傑作として、盛唐の精神と中華民族の燦然たる文化成果を十分に世界に示しています。唐代の最盛期においても、最も雄大な宮殿建築群ですから、世界でも名を知られています。

2010年10月1日、西安大明宮国家遺跡公園で盛大な開園式が行われました。大明宮遺跡は、人類文化遺産の重要な部分として歴史、科学、技術などの面においてきわめて高い価値を持っています。

大明宮国家遺跡公園の敷地面積は、3.5平方キロメートルに達し、広さは世界で有名なニューヨーク中央公園とほぼ同じです。大明宮の元の地形と地表の遺跡が、状態良く保存されているだけではなく、西安市の公共空間を激増させています。大明宮国家遺跡公園は、西安市における最大の中央公園で、西安市の発展、都市の面影の改善、文化繁栄の実現に重要な意義を持っています。

現在、大明宮遺跡の発掘面積は1%しかありません。これから、含元殿と宣政殿の間は考古作業の重点になります。現在の予想では、大明宮遺跡の発掘は少なくとも200年間もかかるそうです。

大明宮国家遺跡公園は無料区と有料区に分けられます。無料区の面積は総面積の三分の二を占めます。有料区は主に文物保護区と文物展示区で、入場券購入が必要です。また、考古作業は公園の中で行われ、観光者は近距離で考古作業を見学することができます。しかも無料で考古訓練を受け、考古作業を体験することもできます。

唐大明宮遺跡は西安市の北郊にある竜首原にあり、唐代には長安城にある三大宮殿の一つです。唐高宗から政治の統治の中心になったのは200年も存続し、唐末に戦火に焼かれ、遺跡が今でも陝西省西安市の市街の北部に残っています。大明宮は634年に建設が開始され。662年大明宮に大規模な拡張工事を行い、周囲7.6面積3.3平方、北京の紫禁城の面積の4.5倍の広さとなります。宮城の南部は長方形をしており、北部は南が広く北が狭い台形になっています。大明宮は前朝と内庭のふたつの部分に分けられ。前朝は政治を執り行う部分で内庭は居住や宴会などを行う部分です。大明宮の周囲の長さは15里、正方形の形をしています。 宮中の建築仏は3つの部分から成り、それぞれが塀で仕切られています。大明宮は中国の古い建築の傑作だったが、唐末期に朱温によって破壊されてしまいました。現在、遺跡には元殿、麟徳殿、三清殿、翔鸞閣、栖鳳閣、太液池、蓬莱亭などの址が残っています。