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西安事変旧址観光案内
   

西安事変に関する史跡。張学良、楊虎城両将軍の住居であった止園や張学良の公館、司令部として使われた新城黄楼、および事変発動やその解決の舞台となった高桂滋公館、西京招待所などが含まれる。西安事変記念館は西安市建国路に位置し、「西安事変」の跡地に建設され、1986年12月に完成し開放された。歴史を記録した写真700枚、多くの文書、文化財数十点を展示している。張学良、楊虎城は、中国近代史で有名な愛国将校で、1936年12月12日に西安で蜂起し、蒋介石に抗日を迫った。

西安事変:1936年12月に起きた国民党軍内のクーデター。当時西安で共産軍と対峙していた張学良と楊虎城の2人の将軍が、視察に訪れた国民党総統・蒋介石に対し「即時休戦・共同抗日」を懇願したが拒否され、止むを得ずクーデターを起こし蒋介石を監禁、世界中に衝撃を与えた。その後共産党の周恩来とともに蒋介石を説得し、国民党と共産党は内戦を終結し、共同して日本軍に当たることとなった(第二次国共合作)。事変の当事者である両将軍は首都南京に戻った所を蒋介石に逮捕され、楊虎城は抗日戦争中に家族とともに殺害され、張学良は国民党が台湾に渡った後も50年以上に渡り軟禁生活を余儀なくされることとなる。