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法門寺 観光案内
   

西安から130キロ離れた宝鶏市扶風県にある法門寺の中で、法門寺珍宝館には、発掘された貴重な資料が展示されている。法門寺は西安市扶風県北部の法門鎮に位置し、後漢の末年から建築し始めた、唐代にはピック時期になった、「皇室寺」と呼ばれる。仏教の最高の神聖なシンボルとしての釈迦牟尼の仏舎利は法門寺の地下宮殿から掘り出される。また、仏舎利を保存するために、世界での一番高い寺の塔を築く、この寺の塔は合掌の手のように見える、真ん中で透かし彫んでいる部分は一つの伝統的な唐塔がある。景区内には「法門寺仏光閣」というところがある。法門寺仏光閣は北西部にある唯一の仏教文化体験館として、経文を伝える教室、茶室、菜食レストラン、仏教本屋などの文化施設を持って、観光客に中国の仏教文化を宣伝する。

貞観5年(631年)に、張亮によって塔が修復され、顕慶5年(660年)には、高宗が宝塔内の仏舎利を東都洛陽の宮中に迎えて法要を行なった。併せて塔の修復も行なった。これは、その仏舎利を30年に1度だけ開函し、供養したならば多大な功徳が得られ、国家安泰を得るという伝承を受けたものである。ただ、この事業を推進した立役者は武則天であると考えられている。会昌の廃仏の時には、法門寺も被害を受けたが、懿宗代に盛大な法会と共に仏舎利を長安に奉迎し、法門寺を盛大に修復した。1979年、陝西省が大雄宝殿と銅仏閣を修復した時、地中から唐代の遺物が出土した。1981年8月4日夜半、真身宝塔の半分が大雨によって崩壊した。1985年、陝西省政府が真身宝塔を再建することを決定した。1987年4月3日、真身宝塔の地下にあった地下宮殿が開かれ、稠密な彫金を施した幾重もの宝函に収められた4粒の舎利などの大量の貴重な文物が出土し、歴史考古学上の一大事件となった。遺物の大半は、懿宗代に奉納されたものであった。塔は1988年10月に竣工し、同年11月9日に法門寺博物館が開館した。仏舎利を納めていた箱もここで見ることができる。