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九寨溝行き方・黄龍行き方
   

九寨溝・黄龍は中国四川省の北西部の山中に位置する世界自然遺産。 1992年に世界自然遺産に登録されて以降、時折テレビや雑誌で紹介されるようになりましたが、なにぶん奥地にあるためアクセスが悪く日本人にとってはなかなか行きにくい場所でした。1970年代に森林伐採の労働者によって発見されるまで知られることのなかった秘境です。辺り一帯が石灰岩質の地層が浸食されて出来たカルスト地形であるため、湖沼の底に沈殿した真っ白な石灰成分(炭酸カルシウム)が太陽の光を反射することで、空の色を色彩豊かに映し出す神秘的な景観を成しています。

黄龍は、標高3,000m~4,500mの九寨溝から山を隔て、より高所に位置する黄龍も、黄龍の景観と歴史地域として世界遺産に登録されています。黄龍は九寨溝の南の松藩県に位置する総面積700平方キロの峡谷です。九寨溝と共に1992年に世界自然遺産に登録されました。石灰岩でできた光沢のある黄色の棚田の連なりが、谷を駆け昇る黄色い龍のように見えることからその名が付けられたそうです。黄色がかった乳白色の石灰岩層が棚田状に連なり、その上を美しいブルーの澄んだ水が流れる姿が山脈をのぼる黄色い龍にたとえられます。

九寨溝・黄龍を目指すには、まず中国の成都へ。日本からは直行便で約6時間で到着します。成都から九寨溝へは飛行機で約1時間。成都から九寨溝へは電車なら約2時間。九寨溝・黄龍内での観光はエコバスとロープウェイを利用しながらのハイキングとなります。

九寨溝への行き方は大きく分けて、陸路(成都からバスで向かう)と空路(中国国内の都市から四川九寨溝黄龍空港利用)とがあります。私た ちが利用した現地ツアー情報も含め、「陸路の場合(完全個人旅行・現地ツアー利用)」「空路の場合(完全個人旅行・現地ツアー利用)」につい て順に説明 します。

陸路で行く場合
陸路を利用する場合、一旦四川省の省都成都へ入るのが一般的です。成都へは東京からの直行便もありますし、大都市ですので他の都市からの空 路陸路いずれのアクセスも良く、問題なく到着できるでしょう。ちなみに、私たちは関空から上海へ飛び、上海で3日ほど滞在して から飛行機で成都へ渡りました。

成都から九寨溝行きの長距離バスを利用する
完全なバックパッカー旅行ならこちら。成都から個人で九寨溝行きのバスを手配して現地まで行く方法です。成都の新南門と茶店子のバスターミナルで九寨溝行きのチケットを購入できるようです。所 要時間8~10時間。人気の路線なので、余裕を持っ て購入するべし。

バスツアーの休憩所
バスの休憩所の露店。バスで移動すると地元の人々の生活が垣間見えるのも魅力。
ただし、繁忙期には九寨溝・黄龍で入場者制限があり、ツアー客以外受け入れてくれないという 情報もあるので、その点だけは注意が必要です。

2.空路を使う場合
九寨溝黄龍空港を利用することになります。飛行機を利用すると時間が節約できるのは大きな魅力ですが、やはり旅費がかさむこと、標高500 メートルの成都他の都市から飛行機で急に3300メートル地点に連れて行かれるので、高山病には注意が必要です。空港から、黄龍・九寨溝へはそれぞれリムジンバスが出ているようですので、利用されるとよいでしょう。ただ、特にハイシーズンは九寨溝自然 保護地区への入場券のチケット購入に時間を要したりと、ともかく忍耐力が必要とされるようです。時間には余裕をもって行動されることをお勧め します。2010年ごろ以降でしょうか、九寨溝・黄龍へは中国国内からの旅行客 も大変多く、ホテルの予約、移動時の渋滞、自然保護区への入場券の確保など様々な課題がありなかなかスムーズに進まない場合もあるようです。 時 間に限りがある場合は、日本からのパッケージツアー、節約旅行の場合もできれば現地ツアーを利用されることをお勧めします。

九寨溝のある「九寨黄龍空港」には、日本(成田)からの直行便はありません。 上海経由か、成都経由で行くのが一般的。 九寨溝黄龍空港は高地にあるため、遅延や欠航が多いため、国内線の便数が多い成都経由がおすすめ。

3.成都から九寨溝へ鉄道を利用する場合
西成高速鉄道(Xining-Chengdu Highspeed Railway)は、川主寺までの鉄道は、2011年に建設が始まりました。九寨溝駅は、九寨溝の溝口から90キロ離れだけです。

成都で現地ツアーに申し込む
九寨溝・黄龍行きのツアーを取り扱っています。成都現地ツアーで空路を選ぶこともできます。この場合は、陸路と同じく成都(ないしは他の都市で)旅行代理店でツアーを申し込むだけです。