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蘭州城隍廟観光案内
   

城隍廟とは、城の安全を守る神様を祭祀するために作られたお寺です。蘭州城隍廟は、市の張掖路に位置し、宋の時代に建てられました。殿堂の前の部分には柱3本が立っており、漢の時代の将軍であった紀信を祭祀するために紀信廟とも呼ばれます。明の時代に改修されて、現在の名前に変えられました。しかし、清の乾隆年間(1736-1795)に火災で焼かれて、のちに建て直されています。1998年に、甘粛省と市政府の沢山の支持の下で、蘭州市総工会は、いろいろな方面から800余万元を募り、再び城隍廟を立て直すことになり、その後、城隍廟は新しい状態で社会に一般開放されました。現在の城隍廟は、新しいイメージを人々に与えます。厳かな殿堂、きれいな彫刻、生き生きとした人物像が人々の目に映ります。これは未だに、かつてなかった革新です。現在、この古建築は濃厚な文化の気息が漂っています。というのは、城隍廟貿易市場には骨董品を経営する店が約100軒あります。これらの店は骨董品、書画、磁器、奇石、銅器、玉細工、貨幣など約100種類のものを販売しています。観光客は毎日、次から次へとここにやってきて、貿易活動を盛んに行っています。そのため、ここは城隍廟の古文化を十分に体験できる場所になります。

正門は3つあり、それは忠烈侯坊(明の時代の官位の一種)です。次の門は硬山頂式の建築で、楼閣と回廊があります。北には歇山頂式の殿堂があります。後ろには重檐歇山頂式(天安門のような形)の正殿があります。また、左右の両側には廂房(母屋の両側の棟)、鐘鼓楼などがあります。回廊には当時、壁画が掛っていましたが、現在はありません。1956年に蘭州市第一工人倶楽部として利用されるようになりました。現存する建築は、中軸線によって順に見ると、それぞれ享殿、正殿、寝殿、応接間です。牌楼は、節園にある顔妃墓の前の貞節牌坊から改造されたもの(明の時代の建築に属する)です。院内には、石獅が二つあり、200余年の歴史を持っています。