ホーム   ラサ発チベットツアー    成都発チベットツアー    西寧発チベットツアー   蘭州発チベットツアー    九寨溝四川省ツアー  
大昭寺観光案内
   

サラの中央区にある大昭寺は、1350年の歴史を持っています。大昭寺は、チベットで現存する一番輝かしい吐蕃時代(吐蕃は7世紀初めから9世紀中ごろにかけてチベットにあった統一王国です。)の建築でもあり、一番古い土木構造の建築でもあります。そして、大昭寺の建設をきっかけに、チベット独特の「平川様式」と呼ばれる寺の組み立てが生じました。何度も修復を繰り返し、増築をして、現在の25100平方メートルあまりの広い建物になりました。

大昭寺は、多くの仏を祭る神殿だけではなく、仏教の宇宙に関する理想的な様式である壇城を立体的に真実に再現した建物でもあります。大昭寺の玄関の前に、石柱が三本あります。その中の一つの石柱には、漢字とチベット文字で、西暦823年に結んだ唐蕃会盟書が書いてあります。庭の周り柱廊と回廊の壁画には、千人の仏像が描かれているので、「千佛廊」と呼ばれています。

ラサ市の中心にある大昭寺は7世紀の吐蕃時代に建立されたものであり、1000年以上の歴史を持つ大昭寺はポタラ宮と共に、チベット族の重要な宗教活動の場で、仏教信徒が憧れる巡礼の聖地です。大昭寺はチベット族なら一度は巡礼したいお寺です。金色に輝く屋根と4層の主殿の綺麗な建物で、廊下や殿堂には、神話や故事などを描いた長さ1000メートルあまりにも及ぶ壁画があります。寺内には12歳の釈迦像やツォンカパの像がある歓喜堂、ダライラマの玉座、阿弥陀仏がある無量光堂、弥勒法林堂など、数多くのお堂と仏像があり、特に正殿には文成公主が長安から持ってきた釈迦牟尼仏金像が置かれ、正殿両脇の配殿には松賛布、文成公主とネパールの尺尊公主の像が置かれています。大昭寺のまわりには巡礼者が読経したり、五体投地しながら巡っている場面がよく見られます。