九寨溝県には世界自然遺産として有名な九寨溝景勝地があり、野生のパンダ数十頭が生息しています。さらに県内の勿角パンダ自然保護区は野生パンダが生息しているのが特徴で、中国パンダ保護研究センターからパンダの展示、繁殖、野外訓練のテーマパークに指定されています。九寨溝勿角パンダ自然保護区は、九寨溝から30キロもあり、国家の重点保護動物26種があり、パンダのほかに、金糸猿、カモカ、カモカ、カモシ、シカシ、ザラシ、火冠鳥など国家級保護動物もいます。森林植物は56科、127属、278種、その中の名貴樹種は10余り。1993年の勿角パンダの自然保護区は省級自然保護区として指定されています。勿角パンダ自然保護区の中、甲勿池の名所は、一番綺麗な高原湖で、全長の6キロメートル、甲勿池の周囲の山々は高くそびえていて、冷たい雲を代表する数十種類の自然の植物を成長していて、春夏秋冬の季節、百鳥の鳴き声、赤、粉、青、紫、白などの五顔六色のツツジの花が咲き乱れて3ヶ月の長い間に開放しています。
九寨溝県林業局勿角自然保護区の事務所から朗報が届きました。同保護区の勿角郷内に設置した野外赤外線カメラは、野生パンダが活動する様子が映った映像をとらえました。野生パンダを撮影したのは今年3回目で、親子での活動は初めてとなります。監視カメラが野生パンダの親子の姿を捉えました。3枚の連続写真では、パンダの母親が赤ちゃんを口にくわえて歩いている様子がはっきりとわかります。この写真は四川省九寨溝県林業局勿角自然保護区が勿角郷に設置した監視カメラが撮影したもので、同区管理処の胡学煜主任は「この子パンダは、今年生まれたばかりだと思う。一般的は、パンダの赤ちゃんは2歳半か3歳まで母親と一緒に暮らしている」と話しています。この保護区にはパンダの大好物、矢竹などがたくさん植生しており、野生パンダの生活に適した地域だということです。