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ランガール・ゴンパ観光案内
   

色達県(せきたつ-けん、セルタル、セルダ)は中国四川省の北東部に位置する県このあたり。成都から約650kmもある。セルタルとは金色の駿馬を意味する。チベット高原の上にあり、バヤンカラ山脈(巴顔喀拉)の東南部が走り、県内には4,000mを超える高い峰が連なる。セルタルの人口の大部分は牧畜に従事する。県内の有名な寺院には、ニンマ派の最大級の僧院ラルンガルゴンパ(喇栄五明仏学院)がある。ラルン?ガル?ゴンパはニンマ派(チベット仏教の四大宗派)の最大級の僧院であり、約3万人の僧侶が学んでいます。無数の赤い建物は「宿坊」という僧侶が住む家であり、ここラルンガルゴンパは巨大な街になる。色達県の人口は約46000人、県の大部分は標高4000m以上の高原である。年間平均気温が-0.16度と非常に寒く、荒涼としたチベット世界が広がっています。県城(色達県の中心)は、ラルンガルゴンパから約20キロほど西にある。

喇栄五明佛学院がある山の頂上には金色のマニ堂があった。周辺には五体投地しやすいように設置された板がある。頂上から見る赤い絶景に感動して、うれしそうな顔をしているのは私だけではない。ラルンガルゴンパは1980年に創建された比較的新らしいお寺です。国道317号線沿いの三叉路から約3キロほど奥まったところにあります。奥に向かう道路を歩いていると、赤いマッチ箱のような家がはりついた山が現れる。小さな赤い家は、ラルンガルゴンパの僧房である。舗装された道路を登っていくと、左手にラルンガルゴンパの本堂が見える。これだけ規模が大きい本堂は、四川、甘粛、青海省などのチベット自治州にある寺院でもなかなか見られない。ラルンガルゴンパの本堂のそばにある路地から僧房の前を通りながら、丘のてっぺんに登れます。僧房の前にある細い道は迷路のよう。なんとなく上りになっている道を選んで登っていけば、てっぺんにたどり着ける。ラルンガルゴンパがある小山のてっぺんには、金色のお堂が建っています。中国では「壇城」と呼ばれるこのお堂のまわりには、マニ車が並んでいる。チベット人に混じって、お経を唱えながら、一緒にまわる。てっぺんのお堂の周辺では、五体投地用の板が置かれている。ここでは、中国各地から集まってきた巡礼のチベット人が思い思いのペースで五体投地をしている。

五明仏学院は「一面赤い色達山河」と言っている。ここの僧舎はとても壮観で、何キロもの谷がびっしりと続いている。谷底や山梁にはいくつかのお寺やお堂が分布している。赤い僧服を着たラマと尼が行き来している。仏学院の最高峰に、金色に輝く建物があり、「壇城」といい、梵文の名前は「曼荼羅」で、仏教の密宗の儀規によってある種の祭祀活動を行う道場を意味している。普段は人々が経を回る場所である