桑耶寺は山南地区に位置しています。山南県のハーブデー神山のふもとにあり、「建築史上の佳作」と呼ばれています。お寺の建築は仏教の宇宙観に基づいて配置され、本堂はチベット族、漢族、インドの三つのスタイルを備えています。
桑耶寺は歴代の増築を経て、敷地面積は4900平方メートルです。桑耶寺は北に座って南に向かって、中心の正殿と周囲の回廊の2大部分から主殿を構成して、日月殿の規模が雄大なことが見えます。早朝や夕方には、桑耶寺のそばのハーブデー神山の山頂に登り、桑耶寺の全景の景観を見下ろすことができ、風景は無限です。塀の周りにそれぞれ門を設け、東大門を正門とする。烏孜大殿と回廊には壁画が描かれています。題材以外に、垣根中層廊下には有名な「チベット史」の壁画があります。
東門の南側には赤松徳賛時代の方柱形の石碑があり、古風で質朴です。碑文はいずれも古代のチベット語で、779年に赤松徳が桑耶寺を供養するために作った誓いを記しています。本堂の門廊には、赤松徳賛王妃と王子が鋳造した鐘があります。寺の周りには木々が茂っていて、緑豊かな林になっています。川の流れが続いています。