独克宗古城はシャングリラ県の東南に位置し、唐代の吐蕃王朝のために建てられました。「独克宗」はチベット語で、「月光城」と「石の上に建った城」を意味します。古城は山にそって建てられ、地勢によって石板を敷いたので、今でも石板の上には馬蹄の跡さえ見られます。
古城の建築は八弁の蓮花のようで、中心は月光広場で、古風で質朴なチベット式の木造家屋が次から次へと取り囲んでいます。広場の西側は大亀山で、亀山公園とも呼ばれています。亀山の山頂にはギネス世界記録に登録された世界の一の大回転筒があります。三人で力を入れて回ることができます。亀山公園の西北は四方街、毎晩のチベット族の鍋庄踊りはいつも大量の観光客を引きつけて、その中に参加することができます。
古城には、大部分の民家は旅館、民宿、レストランと商店に改築されました。商店では地元の特色のチベット刀、ヤク肉、チベット料理などを販売しています。レストランは四川料理とチベット料理を主としています。2014年1月11日に発生した独克宗大火で、大きなチベット民家が廃墟となり、とても残念です。しかし、その中を歩いてみても、当時の古城の輝きが分かります。