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東関清真大寺観光案内
   

西北地区で最大の大きさを誇るモスクで、中国西北の4大イスラム寺院のひとつです。3000人を収容できる大礼拝殿があり、周辺には西寧の市場もあるので、たくさんの人でにぎわっている。中国様式で建立された寺院は、色鮮やかで異国感のある雰囲気である。入館には入館料が必要となり、金曜日は入れない時間帯もあるので、事前に調べておくことをおすすめる。

東関清真大寺は西寧古城で有名な建築物で、西寧東関大街路の南側にある。中国北西地域で最大のイスラム寺院の一つ。寺院の総面積は11940㎡、そのうち大殿の面積が1102㎡、南北の楼閣が各363㎡。明の洪武12年(1380年)に建てられ、600年余りの歴史がある。1946年に再建されたが、それまでにも何度も拡張、修復が繰り返されてきた。

寺院内の建物は東向きに建てられ、彫刻や彩色を施された建築物は中国の伝統建築とイスラム建築の特徴をあわせ持つ。古風で素朴な独特の雰囲気があり、省の文化財保護単位に指定されている。寺院の中心となる大殿は、黒いレンガの壁で、単檐歇山頂式、屋根は色とりどりの瑠璃瓦で装飾され、屋根のむねにはチベット風の金メッキの宝瓶かついている。大殿の前には三層の邦克楼と望月楼があり、さらにその前には西洋風の大門と二門がある。寺院の中は広く、3000名ものイスラム教徒たちが一度に礼拝を行うことができる。

大殿の前には30000㎡近くの大きな広場があり、毎週行われる金曜礼拝や、年に二回の祭りの礼拝は全てここで行われる。また寺院内には「喚醒閣」と呼ばれる塔に似た建物があり、イスラムの僧侶の礼拝に使われている。