サイラム湖(賽里木湖)
サイラム湖(賽里木湖)、古称は浄海、また三台海子、天池と称されて、新疆ウイグル自治区西部、伊寧市の西、シルクロードの北、博楽市西南90キロの博尓塔拉州博楽市の北にある天山山脈の高山盆地の中に位置して、ウルムチー伊犁高速道路の傍です。伊寧市から北東に160㎞ほど行った所にあり、新疆で最も高地(2073m)にある湖です。湖の周りは天然の牧場で、湖の水面は、東西30キロ、南北25キロ、周囲90キロ、水域面積455~460平方着ろ、楕円形にして、高山湖で、水は澄んで、ダイヤモンドのような景観で、大西洋の最後のひとつぶの泪と称されます。水深92M、水面は毎年12月下旬氷結し、氷の厚さは1~2M、来年の5月解氷、面積最大の高地冷水湖です。水は周辺の川から注いできた水のほかには大部に地下水で補給されます。清代に湖の東岸には鄂勒著依図博木軍台(つまり三台)を設立したため、三台海子と言われていました。紀元1221年邱処機は『長春真人西遊記』の中にサイラム湖(賽里木湖)の関連の記録が書き、清代の中期の洪高吉はサイラム湖(賽里木湖)を「浄海」と賛美しました。乾隆28年(1763年)から毎年にサイラム湖では祭りの行事する名山と指定。歴史が悠久で、湖の周辺には岩画、烏孫国古墓群、寺廟遺址、敖包(鄂博)、碑刻、古代駅站遺跡などが残っています。毎年の7月下旬、8月上旬、現地のモンゴル族とカザフ(哈薩克)族の遊牧者はサイラム湖の周辺で那達慕(ナダム)盛会を行い、この時期はサイラム湖の観光のシーズンです。