三江源保護区は青海省の南にあり、チベット自治区と境を接し、東部は四川省と隣接しています。北は青海省ゴルムド市、都蘭県と接しています。三江源保護区の総面積は31.6万平方キロメートルで、青海省の総面積の32.7%を占めています。
三江源自然保護区は揚子江と黄河と瀾滄江の発祥地です。三江源保護区は中国最大の自然保護区で、保護区の面積は山東省の面積に2倍相当します。我が国の天然湿地をとして、平均海抜の4000メートルぐらいです。科学者の計算によると、揚子江の総水量の25%、黄河の総水量の49%と瀾滄江の総水量の15%は三江源地区から来ています。世界の高海抜では生物多様性が最も集中しており、希少な野生動物70種が分布しています。
三江源自然保護区にも「黄河源姉妹湖」と呼ばれる札陵湖と鄂陵湖が含まれていますので、景色は美して、水鳥はいつも湖で水浴びをし、湖の上を羽ばたいています。三江源自然保護区は「中華水塔」と呼ばれています。