林芝はチベット東南部のヤルツアンポ河の下流にひっそりと隠れている。平均海抜は3000メートルで、八一鎮は尼洋河畔にある。林芝は、チベットの江南といわれ、世界で最も深い峡谷―ヤルツアンポ川大峡谷で世界にしられている。チべットのスイスといわれるように美しい雪山が望める風光明媚なところ。
波密県は、林芝の国道G318線、念青唐古拉山東段とヒマラヤ山東端に位置し、波密県政府所在地扎木鎮は山に囲まれる。境内の海洋型氷河の発育は極めて良く、有名なカチン、則普、若果、米堆、古郷などの氷河がある。波密境内に入るときにまず感じるのは、波密の雪山は美しさに違いない!
波密には「緑の海の真珠」「雪域の江南」という美しい名前がたくさんあるのが、もっと重要な「氷河の郷」という名前が漏れてはいけない。科学調査のデータによると、波密は氷河の数が最も多いで、波密の氷河は2040本に達し、波密県の総面積の26.1%を占めている。
波密県の雪山をいくつか紹介する。
易貢湖畔の念青唐古拉山・納雍喿喿峰——海抜6388メートル。
波密玉仁郷の査約峰は標高6000メートル、有雷峰同じ。
波密県北西の念青唐古拉山の業理峰、標高6300メートル。
波密城外の若栄峰、標高6825メートル。