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チベットの聖地にして中心の街、ラサへの行き方
   

チベット自治区へは、道路か鉄道か飛行機を利用するの方法がある。いま、チベットへの交通網が発達する。チベットの魅力的な雪山と高原は、国内外の観光客を引き付ける。青蔵鉄道がまだ開通してない時は、来中は簡単ですが、入蔵は難しいといわれていた。青蔵鉄道の開通によって、沢山の個人観光客が憧れのチベットへ行くことができる。列車かそれとも飛行機かどちらを利用したらいいかと、悩んでいる人も多いだろう。色々な方法で以前よりも簡単にチベットに行けるようになった。空路、鉄道、道路のどれをとってもとても便利である。

1)道路
青海―チベット道路:西寧ーラサへの国道G109、西寧―ゴルムド―ラサを通っており全長は1214kmある。道路の標高は平均4000メートル以上でクンルン山脈とタングラ山脈を通っている。他の道路と比べても最も短時間で行ける安全な道路である。
新疆―チベット道路:新蔵線G219国道、新疆ウイグル自治区の葉城から始まり全長2841kmある。道路はほとんど知られていないような所を通りガソリンスタンドすらない。そのため運転手は燃料樽を用意しなくてはならない。たどり着くのに半月ほどかかる。以前と比べ輸送と通信もとても便利である。
四川―チベット道路:成都ー康定ー芒康ー林芝ーラサへの国道G318と成都ー馬爾康ー昌都ーラサへの国道G317、成都からラサまでの間を通っている。全長は2330kmです。途中、雅安や康定を通る。
雲南―チベット道路:雲南省下関の町を始点としシャングリラを通過しチベット自治区のマルカム県に達している。距離は800kmある。
中国―ネパール道路:ラサ―ゴルムド―ジャムド友好橋―カトマンズを結ぶ全長2415kmの道である。毎日、2本のシャトルバスがゴルムドとラサ間を走っている。ゴルムドを朝8時に出発し、ラサには翌日の午後、到着する。

2)空路
チベットには国際線と国内線どちらも就航している。国内線はチベットから成都(飛行時間2時間)や北京(飛行時間6時間)、上海(飛行時間8時間)、重慶(飛行時間2時間)、西安(飛行時間3時間)、広州(飛行時間5時間)そして昆明(飛行時間4時間)を結んでいる。国際線ではカトマンズ(ネパールの首都)からの便があり2時間かかる。ラサクンガ空港(チベット名「ゴンカル空港」)とも表記される。標高3,500メートルあまりという世界有数の高標高に位置する空港である。ラサ貢嘎空港はラサの南100kmの町。ラサ市内から車で2時間くらいの所である。空港バスは一人20元でタクシーだと1台あたり200元ほどかかる。
成都からの飛行機
中国各地の主要な都市からラサ行きの飛行機に乗ることはでき、ほとんどは四川省の省都である成都を経由する。飛行機便も一番多いで、日本からのアクセスはこの方法が一番簡単である。
蘭州か西安からの飛行機
中国各地の主要な都市からラサ行きの飛行機に乗り、わが社の蘭州支社か西安支社からチベットパッミトを取ってから、飛行機便を利用して、直接、ラサへ飛ぶ。

3)西寧またはコルムドからのバスか列車
西寧もコルムドは、中国青海省の街。ここからラサ行きのバスと列車が出ている。成都駅発、北京駅発、上海駅発、広州駅発の電車は、一番長いで、時間は50時間ほど。いま、ラサーニンティ鉄道は、ラサとニンティ市を結ぶ建設中の全長435.39kmの鉄道である。成都ー雅安ー康定ーリンテイへの鉄道も工事中。