色達県は中国四川省カンゼ・チベット族自治州北東部に位置する県。セルタルとは金色の駿馬を意味する。チベット高原の上にあり、バヤンカラ山脈(巴顔喀拉)の東南部が走り、県内には4,000mを超える高い峰が連なる。セルタルの人口の大部分は牧畜に従事する。県内の有名な寺院には、ニンマ派の最大級の僧院ラルンガル僧院があり、多くの僧侶が学んでいるが当局の警戒の対象でもある。ラルンガルゴンパは中国四川省色達県にあるチベット仏教の僧院群である。標高4300mと富士山より高い地に僧侶達の家が立ち並んでいる。4万以上の修行小屋が立ち並ぶチベット仏教の聖地である。この僧院の目的は、チベット仏教の宗教的な教育を提供し、1966-76年の中国文化大革命後のチベット全土の学識と瞑想を刷新する必要性を満たす事であった。隔絶された地であるにも関わらず、1980年当初はチベット仏教の高僧ジグメ・プンツォクの家に集った少数の弟子たちのみであったが、2000年までに約1万人、 2015年には4万人に達した。東チベットの秘境、五明佛学院(ラルンガルゴンパ)。
色達セルタル県に、ラルンガル・ゴンパ(中国語名は色達喇栄五明仏学院、通称は五明仏学院)という施設がある。日本では「僧院」と紹介される場合が多いが、チベット仏教(ニンマ派)を中心に主に仏教の教学活動に従事しており、1万人以上が学ぶ「世界最大の仏教アカデミー」などと呼ばれてきた。ところが地元当局は2016年夏以降、ラルンガル?ゴンパの僧坊など建物の撤去作業を進めている。事情を知る中国人信者に聞いたところ、当局が意図しているのはむしろ仏学院の"発展"だが、それこそが信者が憂慮していることと説明してくれた。四川省の奥深く標高4千メートルの山肌に突如現れる、1万もの紅の修行小屋。中国最大規模の仏教僧院、“紅の宗教都市”だ。その僧院の内部に、初めて4Kカメラが入った。かつて、何もない荒れ地に建てられた小屋から始まった、宗教都市の知られざる歩みとは。この僧院を頂点に広がる、チベット仏教の独自の精神世界とは。中国の奥地に奇跡のように残された、美しき“紅の宗教都市”を旅する。東チベットに位置するラルンガルゴンパ(喇荣五明佛学院)は、世界で最も大きな仏教僧院群と言われている。
東チベットとは?
東チベットって言われて、何のことだかわかる?「チベット」と言うだけならチベット自治区のことだと考えるでしょうが、実はチベット文化はチベット自治区以外にも存在する。大きく、自治区、インドのラダック?ザンスカール、ネパール、ブータン、そして東チベットになる。チベット圏でも最大級の寺院である「ラルンガルゴンパ」や「アチェンガルゴンパ」が存在する。
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