山南地区 は、中華人民共和国の省級の民族区域自治単位である西蔵自治区を構成する七つの地区(サクル)のひとつ。「山南」はチベット名の「ロカ」を意訳した名称。日本語では、チベット名に由来するロカ地区、ホカ地区、中国名に由来する山南地区(さんなん-ちく)などの呼称が用いられている。自治区の中央部に位置し、チベットの伝統的な地理区分では、この地区の北部に隣接するラサ市を構成する諸ゾン(県)とともにウー地方を構成し、その住人を「ウーパ」と称する。 面積8万平方キロ、人口は約29万人。青蔵高原東南部、ヤルンツァンポ河中下流に位置し、西はシガツェ地区、北はラサ市、東北はニャンティ地区と接し、南はインド、ブータンと国境を接する。本地区のツォナ?ゾン(錯那県)、ルンツェ?ゾン(隆子県)の南部は、ニャンティ地区のメトク・ゾン(墨脱県)、ザユル?ゾン(察隅圏)とともにインドとの国境紛争地域となっており、名目上これらの諸ゾンの南部とされる領域で、インドが実効支配するマクマホン・ライン以南の部分に対し、インド政府はアルナーチャル?プラデーシュ州を設けている。 海抜3,700メートル、気候は温和。
ヤトン(亜東)〔県〕
トモともいう。中国西南地方,チベット (西蔵) 自治区南端の県。シガツェ (日喀則) 地区に属する。ヒマラヤ山脈の北斜面にあり,東はインドのシッキム,西はブータンと国境を接する。行政中心地はシヤスーマー (下司馬) 。主要地域は標高 3100m前後の谷にあり,農業は不可能とされていたが,現在では食糧を自給している。ラサ (拉薩) 市からシガツェ市を経てシッキムへいたる道路が通り,1903年 F.ヤングハズバンドの率いるイギリス軍の侵入路となった。現在は中国-ネパール友好道路の一部となっている。
山南は岡底斯山と念青唐古拉山以南に位置する。 山南地区の北はヤルツアンポ川の曲水大橋にまたがり、拉薩へ繋がり、西はシガツェへ東はチベットで海抜が最も低い、林芝に達する。山南には、古代の建築と遺跡が多く、チベットで最も早く作られた宮殿や最大の古墳群、最も古い寺院がある。 山南はチベットで最も豊かで、人口が多いチベット文明の発祥地である。
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