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松潘旅行観光ガイド
   

松潘県は、中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州東部に位置する県。東は平武県、南は茂県、東南は北川チャン族自治県、西南は紅原県と黒水県、北は九寨溝県と若爾蓋県に接する。岷山山脈の中央部、青蔵高原の東縁に松潘県は位置し、岷江や涪江などの大河の源流でもある。県内の主要河川には、岷江と涪江のほか熱務曲?毛爾蓋?白草河など200以上があり、これらは岷江?涪江の二大水系に合流して最終的には長江に注ぐ。県内の最高地点は岷山山脈の主峰でもある雪宝頂で、海抜は5,588m。県内のほとんどは山地であるが、天然の草地の面積は568万畝におよびヤクなどの牧畜業が盛んである。松藩は、成都から310kmの岷江上流にあり、チベットと中国を結ぶ重要な古城で、城門や城壁が今も残っている。唐代には松州と呼ばれた。九寨溝や黄龍観光の宿泊に多くの観光客が利用している。チベット族、羌(チャン)族、白い帽子をかぶったイスラム教徒の回族、漢族の四民族が同居して暮らす珍しいところである。

主な産業は農牧業地域であるが、近年は山地の景観と自然を生かした観光業が重要になっており、県政府も観光を奨励している。九寨黄竜空港が川主寺鎮郊外の標高約3500メートルの高台にあり、付近の観光地の空の玄関になっている。松潘の街自体が古い街並みの魅力的な都市で、郊外には牧草地や農村が広がり乗馬での観光も行われる。県内の主な観光地には世界遺産ともなっている黄龍風景区があるほか、同じく世界遺産である九寨溝への南の玄関口でもある。

 

 


 

 


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